スマホ学習でプログラミングを習得できる？メリット・デメリット一覧

スマートフォンやタブレットで学習する様子

プログラミングスキルの重要性が認められると同時に、
学習の方法は世の中にたくさん見受けられるようになりました。

なかでも最近は、若者を中心に「スマホ」によるプログラミング学習が注目を集めています。
とはいえパソコンを使わずに、スマホ学習でも役立つスキルが身につけられるのでしょうか？

その答えは、イエスです。

特に最近AI分野で活用されている「Python」に関しては、
専用の学習アプリが作られるほど、質の高い学習環境が整えられています。
人によっては実務レベルの知識をスマホで身につけてしまうほど、スマホ学習は効果が高い勉強方法です。

スマホでプログラミングを学習する方法はいくつかあります。
学習に活用したい場合は最低でも「動画」「アプリ」を使い分けられるようにしておきましょう。

動画を閲覧して勉強するイメージ

「動画で学ぶ」場合には、スクールに入会するのが一般的です。
大学の映像授業のような感覚で、
あらかじめ学校側で録画されたプログラミング授業の動画を見ながら知識や技術を身につけます。

「アプリで学ぶ」場合には、App StoreやGoogle Playストアで配信されているアプリをダウンロードします。
中にはゲーム感覚でプログラミングに必要な論理的思考力を鍛えられるアプリもあり、
遊びながら楽しくプログラミングが学べるため、子供の学習にもオススメです。

スマホ学習の最大のメリットは「勉強する場所を選ばない」という点です。

移動中にできた空き時間だとしても、マナーとしてスマホの使用が問題ない場所ならどこでも学習できます。
現在フルタイムで勤務してる転職希望者が、
時間のない中で少しでも知識を多く蓄えたい場合に強くオススメしたい学習方法です。

学習する上での要注意ポイント

スマホ学習を学習方法の主とする場合に覚えておきたいことが1つあります。

それは、必要なのは知識だけじゃない、ということです。

例えばプログラミング環境の整備。
実はコンパイラやエディタをダウンロードする段階で挫折してしまう人が多いことをご存じでしょうか。
特にC言語を学習する場合は要注意。
プログラミング学習を行う前からすでに、パソコンに対するリテラシーが問われています。

スマホ学習は簡単に挑戦でき、知識や論理的思考能力を身につけることが可能です。

しかし、
ゆくゆくは手を付けなければいけないパソコン環境の事情に疎くなってしまう
というデメリットも見えてきます。

スマホ学習はプログラミング学習の1つの手段でしかないというデメリットを理解しておきましょう。

スマホ学習でも実務相当のレベルを身につけることができますが、
スマホ学習だけで現場に出るのは危険です。

あくまで学習方法の1つとして有効活用し、実際にはパソコンを使ったトレーニングの時間も確保しておくと、
本当の意味で実践レベルの技術が身につくのではないでしょうか。

スマホ学習でプログラミングを学ぶメリット、デメリットを紹介します。