私たちの身の回りはAIに溢れている
AIが正式な研究部門として認識されてからおよそ60年強の時間が経過しているにもかかわらず、
私たちの生活においては未だに“新しい技術”という新鮮さを感じさせています。
それはAIが私たちの生活に上手く適合し、
知らず知らずのうちに私たちの生活を便利に変えてくれているからに他ならないのではないでしょうか。
そんな私たちの生活を陰で支えてくれるAIは、毎日使っているあの「商品」や「サービス」で利用されていました。
AIが使われている商品の例
10年以上も前から私たちの生活に寄り添っている商品から、近年目覚ましい発展を遂げているものまで様々です。
現代社会に欠かせない商品の例をご紹介します。
自動掃除ロボット
「自動掃除ロボット」は、人間の代わりに自動で掃除を行うロボットです。本体に搭載されたカメラを活用して、
- 自身が部屋のどこに居るのか
- 未だ掃除していないところはあるか
…と言った状況を学習できます。
日本では「ルンバ」や、ソフトバンクロボティクスの「Whiz」が有名です。
コミュニケーションロボット
「コミュニケーションロボット」は、
音声認識やAIを搭載しており、会話やジェスチャーを通じて人間とコミュニケーションが取れるロボットです。
この分野で私たちに衝撃を与えた「Pepper」はコミュニケーションロボットの代表として認識されています。
スマートスピーカー
「スマートスピーカー」は、AIアシスタントを搭載しているスピーカーです。
現在は多くの家庭で「Google Home」や「Amazon echo」が活用されています。
電源に繋いでおけば常時音声を拾う仕組みで、話しかけられた言葉によって“天気の読み上げ”、“音楽の再生”、“オンラインショッピング”などを楽しむことが可能です。
AIが使われているサービスの例
ネット社会が発達した現代では、誰もが1度は利用したことがあるサービスばかりです。
こちらはほんの一例ですので、興味がある人は調べてみてくださいね。
検索エンジン
「検索エンジン」は、私たちの生活に欠かせない検索機能を支える技術です。
GoogleやYahoo!JAPANに代表される検索サイトに用いられています。
曖昧な記憶で検索を行っても「もしかして○○では?」とアシスタントしてくれる機能はAIの恩恵そのものです。
翻訳サービス
「翻訳サービス」は、外国語を日本語に、もしくは日本語を外国語に変換してくれるサービスです。
学生から社会人まで「Google翻訳」にお世話になっている人は多いのではないでしょうか。
以前は余り評判が良くなかったサービスでしたが、AIの精度向上により不可欠のサービスへと成長を遂げました。
会話ボット
「会話ボット」は、ロボットがユーザーの質問に回答するチャット形式のサービスです。
多くはカスタマーセンターの自動返信に用いられています。
2015年にはLINEのサービスとして登場した日本マイクロソフト社の「りんな」が大きな反響を呼びました。
エンジニアにはサービスの理解が欠かせない
私たちの生活は、あらゆる商品やサービスを通じたAIの力で豊かに変化しています。
エンジニアになるにはどのような商品・サービスにAIが使われているか、また自分が作りたい商品・サービスはどのような分野なのかをはっきりと理解することが大切なのではないでしょうか。