AIが私たちの身近なところで活用されている事例を確認しましょう。

AI時代を生きるためのプログラミングスキル~ヘッダー

世の中にはAIが溢れている

AIとは、人間が行う知的な作業を代わりに行う技術です。
多くの人は「生活を便利にするテクノロジーだ」という印象をもっています。
そして同時に、自分には関係ないものだ、と距離を置いてしまいがちです。

 

しかし私たちの生活はすでにAIに溢れています。
知らず知らずのうちに、AIに生活を支えられているのです。

 

それでは主に、どのような分野でAIが活用されているのでしょうか?

 

AIが使われている分野

 

人工的なAIのイメージ

 

家電

最も生活に根ざしたAIの技術は、家電に用いられています。
最近だと「スマートスピーカー」が代表的な存在です。

 

スマートスピーカーにはAI分野の中でも「自然言語処理」という技術が採用されており、
日々人間の言葉を勉強しながら最適なサービスが提供できるように進化しています。

 

また、家電にAIが用いられている例は1つではありません。
例えば洗濯機冷蔵庫お掃除ロボットエアコンの温度調節機能にもAIが活用されています。

 

カメラ

最近では、カメラにもAIが搭載されるようになりました。
特にスマートフォンのカメラと連動する認証機能のAIは私たちの生活に深く根ざしています。

 

スマートフォンでの撮影の様子

 

有名なサービスでいえば「Googleレンズ」
カメラで撮影した画像を元に、類似する画像を検索したり、撮影した対象のデータを抽出したりする機能です。

 

スマートフォンの機種によっては、通常の写真撮影の際に独自で画像を補正してくれるAIも見受けられます。

 

翻訳ソフト

学生から社会人まで幅広く利用できるサービスでもAI技術が取り入れられています。

 

例えば「Google翻訳」はAIの技術を活用することで、言語を変換する機能が大きく向上しました。
最近では発話した言語をそのまま外国語に変換する翻訳ソフトも普及しており、AI技術の進歩が伺えます。

 

クレジットカード

金融の分野にもAIの技術が活用されています。

 

主に事業主が資金調達を行う際の審査にAIが用いられていましたが、
最近では法改正が行われ、クレジットカードの「与信審査」にもAI技術が使用できるようになりました。

 

人間の手による審査では判断しきれなかった部分に明確なジャッジがくだされることで、
クレジットカードを利用できる可能性が広がりを見せたのです。

 

ロボット

AIを搭載しているといえば、真っ先に連想できるのが「ロボット」
もちろん、現在のロボットの多くにはAIが搭載されています。

 

人々の仕事を助けるロボット

 

子供の遊び相手になるようなおもちゃから、
災害の現場で活躍するロボットまで、
あらゆるロボットにAIの技術が活用されているのです。

 

>その他の身近な活用事例<

 

AIと共に暮らす世界へ

AIと聞くと「仕事が奪われる」と思う人もいるかもしれませんが、
そのような心配はまだ必要ありません。

 

世の中に実装されている多くのAIは、私たちの生活を豊かにするために存在しています。
何も変わっていないように見えて、日々生活を豊かにしてくれているAIを探してみてはいかがでしょうか?