プログラミングスキルは不可欠の能力
AIエンジニアは“機械学習”を主とするプログラマーと、
データサイエンティストと呼ばれる“解析”を主とするアナリストという大きな2つの役割にカテゴライズされます。
しかし、どちらのタイプのAIエンジニアを目指す上でも「プログラミング言語」を操る能力が必要とされることには変わりありません。
プログラミング言語は、私たち人間がコンピューターとコミュニケーションを取る上で不可欠な要素です。
プログラマーにならなくとも「Python」だけは学習しておきましょう。
「Python」の人気が圧倒的に高い
「Python」は、世界的に注目が集まる汎用性の高い言語です。
比較的人間の言語に近い高水準言語であるという特徴があります。
Webサービスの作成から、ロボットの動作までマルチにプログラミングできる言語で、
AIエンジニアを目指す上で欠かせない要素の1つです。
なぜPyhtonがAIエンジニアにとって欠かせない言語となったのかというと、
アメリカのデータサイエンティストであるトラビス・オリファント氏を初めとした有識者が、
機械学習に最適な土台作りをPythonで行ったという背景があります。
その結果、Pythonで機械学習やディープラーニングに関する記述を行うことが容易になり、初心者の参入障壁も低くなりました。
日本では未だにマイナー言語とされていますが、AIエンジニアとして最先端の環境で開発するためには欠かせない言語です。
AIエンジニアならば注目しておきたい言語
Pythonは世界的に開発者が多い言語であるため、AIエンジニアに好まれているプログラミング言語です。
一方で、プログラミング言語とは1つ覚えていれば万能に対応できるスキルではありません。
Pythonの他にもAIエンジニアとして触れておきたいプログラミング言語を覚えておきましょう。
C++
「C++」は、多機能化したC言語です。
主にロボットの開発で利用されています。
素早いレスポンスが特徴的な言語で、機械学習においても素早い対応を求める場合は活用したい言語です。
R言語
「R言語」は、統計解析を目的として作られた言語です。
AIの主力分野であるデータ分析において抜群な成績を残しており、
AIエンジニアとしてPythonを触れる上で同時に学んでおきたい言語として認識されています。
Julia
「Julia」は、演算が得意で比較的新しい言語です。
PythonやR言語の良いところを採用しながら成長しています。
ライブラリは豊富とはいえませんが、処理速度が速いなど注目が集まる要素が詰まっている言語です。
1から始めるならPythonがオススメ
AIエンジニアになる上でプログラミング言語の習得は不可欠です。
その上でオススメなのがPythonという言語で、機械学習の知識がふんだんに詰まっています。
もしこれから行動を始めるのならば、Pythonから学習を進めてみてはいかがでしょうか。