エンジニアになるために必要な費用は
エンジニアになるためには、投資が必要です。
パソコン代金、ソフトウェア代金、スクール代金。
それらを考慮するとプログラミング学習に最適な環境を整える場合にかかる費用の合計は、
低く見積もって「258,500円」ほど必要です。
以下に詳細な内訳をご紹介いたします。
必要な費用の内訳
ハードウェア費用
プログラミング学習における重要なハードウェアは、パソコンです。
学習する言語によってはスペック選びが必要ない場合がありますが、
仮にWindowsを搭載したパソコンで快適にプログラミングを行う場合は
「メモリ:8GB」「CPU:Corei5」「ストレージ:128GB(SSD)」
程度のスペックが求められます。
最低限のスペックを搭載したWindowsパソコンは「54,000~69,000円」程度で購入可能です。
フリマアプリで数年前の中古PCが2万円以下で購入できるため、メモリを増設したり、
SSDに換装したりするだけで、非常に安価でそれなりの環境が完成します。
ただし、PCケースを開けてもどれがどのパーツかわからない場合は新品を買いましょう。
MacのPCでプログラミングを学習する場合は、エントリーモデルの購入で問題ありません。
ただし、最低限のスペックで最も安い「MacBook Air」というモデルを選んでも、
「115,280円(2021年6月現在)」からとなるため、まとまった費用を用意しておく必要があります。
ソフトウェア費用
どんな形でもプログラミングを始めたいというならば、無償ソフトでも対応できます。
しかし長期的な成長を見据えると、「勉強効率」の面で大きなメリットがある有償ソフトウェアへの投資がオススメです。
どれか1つに絞るならば「IDE(統合開発環境)」に投資しましょう。
エディタからコンパイラまで全てセットになった快適な開発環境を素早く手に入れることが可能です。
IDEはサブスクリプションとしての契約が一般的で、月額あたり「4,500~5,400円」程度が求められます。
スクール費用
料金面を重視するならば独学がオススメされますが、
短期間でエンジニアとしての実力を身につけたいのならば、スクールに通うことをオススメします。
完全オンライン形式や来校授業形式など様々な形式のスクールがあり、
入学金と授業料を合わせた費用は「19万円~93万円」程度と幅が広いです。
受講期間が長くなるほど費用も増えますが、
各社スタンダードなプランを比較すると「30万円前後」は確保しておくと効果的な学習が期待できます。
参考書費用
スクールに通ったとしても、エンジニアになる上で独学は欠かせません。
「ビジネス書」「技術書」「資格試験の参考書」など、
継続的に参考書を購入することを考えて「毎月1万円前後」の書籍代金を確保できるとスキルアップに繋がります。
言語選びから費用が決まる
プログラミング学習の費用を決定する最大の要素は「プログラミング言語」です。
どんな言語を学ぶかによって開発環境が異なります。
場合によってはスクールの授業数も変化するため、費用は前後するでしょう。
今回ご紹介した目安を参考に、自身のプログラミング学習にどれくらいの費用がかかるのか、計算してみてはいかがでしょうか。